社会保険労務士って?
社会保険労務士って?
障害年金の相談だけじゃないんです。
こんにちは、障害年金サポート調布(SSC)の深澤です。9月に入っても蒸し暑いですね。おかげさまで、毎月開催している障害年金サポート調布(SSC)の相談会は、予約枠がいっぱいのときが多いです。先月もキャンセル待ちが出ました。このことから、私たち社会保険労務士のことを皆さんがご理解くださって、相談にいらっしゃるのだと思っています。うれしいかぎりです。
ただ、やっぱり世間的に「社会保険労務士(社労士)」って知名度がそれほど高くないのか、8月はなぜか「社労士さんって何?」「社労士さんって何やってくれるの?」といった質問を受ける機会が重なりました。そこで、今回は、初心に戻って、「社会保険労務士(社労士)」のご紹介をしたいと思います。
私たち社会保険労務士は、会社とその従業員の方々の労働社会保険、人事労務管理の手続きやコンサルティングを行うことで「活き活き働くことができる職場」をつくるサポートをします。適正な労務管理は不要な職場トラブルの未然防止にもつながります。また、広く国民の生活を支える年金・医療・介護といった社会保険等の専門家としても活動しています。いわば、「ゆりかごから墓場まで」の法律に係る手続きや相談を業務として行う国家資格者です。
実際、障害年金サポート調布(SSC)の相談会でも、障害年金の相談に限らず、健康保険の傷病手当金や労災の給付、雇用保険手続き、成年後見人制度などの相談を受けることも多いです。私たち障害年金サポート調布(SSC)のメンバーが所属する東京都社会保険労務士会武蔵野支部では、今年度から毎月第2火曜日に武蔵野赤十字病院において「がん患者の就労支援」も行っています。ここでは、治療しながら働くには?保険の給付は?就業規則が分からない、一旦退職したけど治療がひと段落したので再就職したい、といった相談が寄せられます。やはりカテゴリー的には障害年金、健康保険、雇用保険、ハローワーク情報などですが、相談に同じ内容はひとつもなく、私たちは毎回さまざまな対応を求められます。
皆さんは、「こんなこと聞いていいのかな?」なんて思わずに、お気軽に社会保険労務士に相談をしてみてください。社会保険全般を横断的にとらえる社会保険労務士は、相談者にとって想定外の「解」を持っているかもしれません。
この秋も、私たち障害年金サポート調布(SSC)の相談会やセミナーをどうぞご活用ください。
2016年9月7日