私は、調布市役所の年金相談員として、市民の方々からの年金に関する様々なご相談にあずかっていますが、障害年金のことをご存知ない方がたくさんいらっしゃることを常日頃から痛感していました。

そこで、できる限り多くの方々に障害年金のことを知っていただきたいと思い、調布市で事務所を構える社会保険労務士数人に声を掛けたところ、みなさん同じ思いでいたことから、話は進み、個人での活動は限界があるだろうとのことから、チームを作って、みんなで活動していくことにいたしました。
それが『障害年金サポート調布』です。

一緒に活動する仲間たち7人は、それぞれが障害年金に詳しい社会保険労務士であり、これからも障害年金の情報提供にいっそう努め、市民の方々からの相談に積極的にあずかり、障害をお持ちの方へのお手伝いをしたいと考えております。

どうぞお気軽にご相談ください。お待ちいたしております。

障害年金サポート調布 世話人 倉本貴行
岡部健史竹内潤也土屋寿美代服部純奈深澤理香福間善孝

新着情報

障害年金加算改善法

こんにちは、障害年金サポート調布(SSC)の深澤です。
立春を過ぎましたが、寒いですね。でも、梅の花が咲きはじめて、季節は春に向っているんだなって、感じます。

今日は、障害年金加算改善法について、改めてお伝えしたいと思います。
これは、平成23年4月から施行されたもので、内容は障害年金に係る配偶者及び子の加算時点を拡大し、障害者の所得保障の充実を図るための改正でした。

このテーマにしたのは、10年以上障害厚生年金2級を受給している方からの相談がきっかけです。
ご結婚が決まったというその方は、受給を開始した時に配偶者がいなかった場合は、将来結婚しても配偶者加算は付かないですよと、大分前に当時の社会保険事務所で説明を受けたことを覚えていました。
でも、ネット等で情報を得て、もしかしたらもらえるかも?と思い、今回相談にみえました。
たしかに、平成23年3月までは、障害年金を受ける権利が発生した時点で、加算要件を満たす配偶者や子がいる場合にのみ加算がされていましたが、平成23年4月からは、障害年金を受ける権利が発生した後に、結婚や子の出生等により加算要件を満たす場合にも、届出により 新たに加算されることになりました。
なので、要件を満たして、必要な届け出を行えば、配偶者加算がされることになります。

年金法は生ものです。
このように、受給権発生時と比較して支給要件が拡がることもあります。
私たち障害年金サポート調布(SSC)のメンバーは、年金の専門家です。
法律の改正情報などは、とても複雑で疑問に思うことが出てくるかもしれません。
ぜひ、毎月の無料相談会をご活用ください。
常に新しい情報を持って、お待ちしています。

コラム

精神発達地帯や発達障害とその他の精神病が併存している場合の取り扱い

こんにちは。障害年金サポート調布の岡部健史です。
本日は、精神発達地帯(知的障害)または発達障害と他の精神病が併存している場合の因果関係や取り扱いについてご説明します。

前発傷病と後発傷病の因果関係によって、下の表のとおり「同一傷病」または「別傷病」と取り扱われ、初診日の判断や受診状況等証明書取得の必要性などにもかかわってきますので、ここは極めて重要な点になります。厚生労働省からの疑義照会への回答で示されている取り扱いになります。

具体的に、精神発達地帯(知的障害)または発達障害と他の精神病が併発している場合は、原則として次の表のように判断します。

前発傷病

後発傷病

取り扱い

発達障害

うつ病

同一傷病

発達障害

神経症で精神病様態

同一傷病

うつ病

統合失調症

発達障害

診断名の変更

(同一傷病)

知的障害(軽度)

発達障害(※1)

原則同一傷病

知的障害

うつ病

同一傷病

知的障害

神経症で精神病様態

別傷病

知的障害

発達障害

統合失調症

原則別傷病(※2)

知的障害

発達障害

その他精神疾患

別傷病

(※1)3級にも該当しない程度の知的障害がある者については、発達障害の症状によってはじめて医師の診療を受けた日を初診日とし、「別傷病」として取り扱うことになります。
(※2)知的障害や発達障害の症状の中には、まれに統合失調症の病態を呈すものもあり、診断書作成医が統合失調症の診断名を知的障害や発達障害の傷病名に付してくる場合は同一傷病として取り扱うことになります。

因果関係の有無の取り扱いは非常に難しい点でもありますし、同一傷病か別傷病かは、保険料納付要件の判断や障害認定日、請求方法にも影響がありますので、判断が難しい場合は是非専門家にご相談ください。

コラム

2つの病院で1枚の診断書を作成

みなさまこんにちは。
障害年金サポート調布の倉本貴行です。

今回ご紹介するのは障害年金用の診断書についての少し珍しい事例です。
通常はひとつの障害について1枚の診断書を受診している病院で書いてもらいます。
例えば肢体の障害については、受診している整形外科の医師に書いてもらうイメージです。
仮に障害が2つ、例えば肢体と眼に障害があれば、整形外科と眼科の医師に書いてもらい、2枚の診断書を提出するのが一般的です。

たまたま腎疾患と糖尿病をお持ちの方で、それぞれ別の病院に通院されていた方が障害年金の請求をしたいということでご相談があり、診断書を書いてもらうこととなりました。
通常ですと前記のとおりそれぞれの病院で「腎疾患用」「糖尿病用」と診断書を書いてもらい、2枚の診断書を提出するのですが、できれば1枚の診断書(腎疾患と糖尿病の診断書は同一様式)に書いてもらった方が診査する方も楽なのではと思い、本人が受診しているそれぞれの病院にその旨伝えたところ了解してもらい、腎疾患についてはA病院の腎臓外科のa医師に、糖尿病についてはB病院の糖尿病内科のb医師に書いてもらいました。
その際留意すべき点はa医師とb医師の記載内容即ち責任範囲を明らかにしておくということです。今回は診断書に「腎疾患についてはa医師が、糖尿病についてはb医師が記載しました。」と明記していただき提出しました。
このようなこともたまにはあるものですね。

障害年金についてお困りのことや分からないことがあればどうぞご相談ください。
お待ちしております。

コラム

国民年金第一号被保険者の産前産後期間の保険料免除

皆さん、お元気でしょうか。障害年金サポート調布の福間です。今年もよろしくお願いいたします。

今回は、いよいよ今年4月から始まる『国民年金第1号被保険者の産前産後期間の保険料免除』について具体的な取り扱いについてまとめてみます。

まず、制度の概要です。平成28年12月14日「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律」が成立しました(年金改革法)。
この改革法の措置の中に、『国民年金第1号被保険者の産前産後期間の保険料免除』が盛り込まれています。
内容は次の通りです。
〇次世代育成支援のため、国民年金第1号被保険者の産前産後期間(出産予定日の前月から4か月間)の保険料を免除し、免除期間は満額の基礎年金を保障する。
 (対象者は年間約20万人程度の見込み)
〇この財源として、国民年金保険料を月額100円程度引き上げ、国民年金の被保険者全体で対応する。

平成31年度の国民年金保険料は、ひと月16,410円と決まりました。
免除される金額は、今年の金額で計算すると65,640円(16,410円×4ヶ月間)です。

届け出に関する事務の取扱いについて次のように定められています。
届け出は、出産予定日の6か月前から市町村に届け出ることができる。例えば、今年の10月15日が出産の予定日である場合には、今年の4月15日以降に届出を行うことができる。
但し、制度施行時においては、施行日以降の届出のみを認め、事前受付は行わない。
施行日前の出産した場合で産前産後免除の対象になるのは、平成31年2月又は3月に出産した場合のみであり、その場合においても、産前産後免除期間は、平成31年4月以降の期間となる。
また、産前産後免除に係る届出の期間は設けられていないため、納付期限から2年を経過したとき以降に当該届出を行った場合でも、産前産後免除期間に係る保険料は納付を要しない。

添付書類について、次に3点について定められています。いずれも写しで可能です。
1.出産前に届出を行う場合
母子健康手帳、医療機関が発行した出産予定日の証明書等
2.出産後(次の3を除く)に届出を行う場合
戸籍謄(抄)本、戸籍記載事項証明書、出産届受理証明書、母子健康手帳、住民票、医療機関が発行した出産の日等の証明書その他出産の日及び身分関係を明らかにすることができる書類
3.死産等の場合の届出を行う場合
死産証明書、死胎埋火葬許可書、母子健康手帳、医療機関が発行した死産等の証明書その他死産等の日及び身分関係を明らかにすることができる書類

コラム

平成31年2月度個別相談会

平成31年(2019年)2月度の個別相談会のお知らせです。
障害年金に関することであれば、どんなご相談でも構いません。
障がいをお持ちの方はもちろんのこと、ご家族や支援をされている方などのご相談も承ります。
お気軽にお申込みください。

日時:平成31年2月15日(金)
 1回目 13:30~
 2回目 14:30~
 3回目 15:30~
会場:調布市総合福祉センター4階
内容:1人(組)50分ずつ障害年金のご相談をお伺いします。
相談員:障害年金サポート調布
定員:各回3人(組)
申込:2月8日(金)まで受付
※締切以降も空きがありましたら受付いたします。
※予約の方を優先しますが、空きがありましたら当日も受付けいたします。
(かなりお待ちいただく可能性もありますので、ご予約をお勧めします)
費用:無料

申込&お問い合わせ:
障害者地域活動支援センター ドルチェ
TEL 042-490-6675 月~金 9:00~17:00
FAX 042-444-6606
E-Mail dolce@ccsw.or.jp

セミナー&相談会

年金と確定申告

みなさま、こんにちは。
障害年金サポート調布の竹内です。

さて、年金を受け取られている方の中で、この数日で、日本年金機構から『平成30年分公的年金等の源泉徴収票』が郵送されてきている方がいらっしゃと思います。
平成30年中に「老齢(または退職)」年金を受け取られた方が対象で、年金から源泉徴収された所得税額を知らせるものであるため、所得税が課税されない障害年金や遺族年金のみを受給されている方には郵送されません。

この「源泉徴収票」は、確定申告を行う場合に、添付書類として必要になります。
では、年金受給者に確定申告が必要な場面とはどういったところでしょう。

【確定申告が必要でない方】
公的年金等の収入金額の合計額が400万円以下で、かつ、その公的年金等の全部が源泉徴収の対象となる場合において、公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下である場合
簡単に言えば、老齢年金が400万円以下で、他の収入があったとしてもその所得金額が20万円以下である場合、ということになります。

よって、老齢年金の合計額が400万円を超えていたり、他の収入の所得金額が20万円を超えていたりする場合は確定申告をしなければなりません。

ここで注意が必要なのは、上記の「確定申告が必要でない」とは「確定申告をしなくてもよい」場合のことであり、必要に応じて確定申告をすることもできます。
例えば、次のような場合は、源泉徴収された所得税額では多すぎる可能性があり、上記の確定申告が必要でない方に該当していても、納めすぎの所得税の還付を受けるためには確定申告が必要です(面倒であれば、しなくてもよい、ということです)。
・企業年金を受けている場合
・社会保険料控除、生命保険料控除などを受けられる場合
・災害などの損失について雑損控除を受けられる場合
・医療費に係る医療費控除を受けられる場合
・扶養親族等申告書を提出していない場合
・扶養親族等申告書を提出した後において扶養親族等が増加した場合

これらは、おひとりずつ条件が違いますので、周りの方の情報をうのみにせずに、それぞれご確認くださいね。

コラム

個人情報の開示請求について

こんにちは。『障害年金サポート調布』の土屋寿美代です。
数年ぶりに年末年始をゆっくりと過ごしたせいか、仕事始め早々猛烈に忙しく、一気に正月気分が吹き飛びました。
でもだいぶリフレッシュできたので、よしとします。
今日も冷たい北風の中、お仕事頑張りました!

先日、裁定請求をした案件で、年金事務所から追加資料の提出依頼が来ました。
やはり来たか~というところで、ある程度想定内だったのですが、何を求められたかというと身体障害者手帳取得時の診断書の写しです。
請求した案件とは、別の傷病で障害をお持ちの方だったのですが、日本年金機構としては、身体障害者手帳の既存障害と、今回請求した障害って別物ですよね?というところを確認したい訳なので、覚悟はしていたところです。
そもそも身体障害者手帳を取得したときの診断書なんて一体どこにあるのよ?という話ですが、これが「開示請求」をしなければ取り寄せられないという面倒なものなのです。

一応、送付もしてもらえるのですが、急いでいたので郵送を待つよりも早いし背に腹は代えられなかったので、飯田橋まで請求書を提出に行って、更に2週間後に仕上がったものを取りに行きます。
かなり大きな手間ですが、この診断書が手に入らないと審査が先に進まないので仕方ないです。
提出方法は至って簡単で、「保有個人情報開示請求書」という1枚の紙に必要事項を記入して、収入印紙300円を貼付して提出します。
これは診断書だけではなく、行政に提出した申請書など多くのものに使えますので、覚えておくと便利かもしれません。
様式はネットでも拾えます!

障害年金サポート調布では、毎月、予約制の障害年金個別相談会(無料)を実施しております。ご予約は以下の電話番号にお願い致します。
お問い合わせ  障害者地域活動支援センタードルチェ:tel 042-490-6675

コラム

初診日における健康診断の取り扱いについて

2019年 謹賀新年

当サイトをご覧のみなさま、明けましておめでとうございます。

今年は春に元号が変わり、来年はいよいよ2020年という節目の年になります。日本全体が活気に満ちた明るい年になるようにお祈りしております。

 

さて、本日は初診日における健康診断の取り扱いについて取り上げたいと思います。
障害年金では、初診日がいかに大切かというのは、このコラムをご覧になっている皆様はご存知かと思います。初診日が確定し、証明ができなければ障害年金は受給できないというくらい大切なポイントになります。

初診日とは、「障害の原因となった病気や怪我について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日」とされています。この「医師または歯科医師の診療を受けた日」ですが、以前は「健康診断にて異常を指摘された場合は健康診断を受けた日」についても初診日として取り扱われていました。

しかし、平成27年10月1日のから施行された「障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて」(以下、「新取扱い」という)において「初めて治療目的で医療機関を受診した日」を原則初診日とすることにし、健康診断日は初診日として取り扱わないことになりました。受診状況等証明書等の書類上で、健康診断にて指摘されたことが記述されている場合に、健康診断の結果を証明できないと初診日証明ができていないとされ、申請が却下されてしまうケースがあったためこのような変更が行われました。

「ただし、初めて治療目的で医療機関を受診した日の医証が得られない場合であって、医学的見地からただちに治療が必要と認められる健診結果である場合については、請求者から健康診断を受けた日(健診日)を初診日とするよう申立てがあれば、健診日を初診日とし、健診日を証明する資料( 人間ドックの結果など) を求めた上で、初診日を認めることができることとする。」とされています。
つまり、今まで原則であったケースが例外に変わっています。

これにより、年金を受給しやすくなった方もいらっしゃるかもしれません。もし、お心当たりある方はぜひご検討ください。

コラム

2018年をふりかえって

こんにちは、障害年金サポート調布(SSC)の深澤です。

今年も残すところあと数日です。
皆様にとって2018年はどんな年でしたか?
私はこの一年、いつもよりいろんなことにチャレンジしてみました。
いろんな出会いがあり、嬉しかったこと、悔しかったこともあり、あの暑い夏にムダに動いていたなと笑っちゃう出来事も思い出されます。
そして年末には、過去に障害年金の請求等をお任せいただいた何人かの方とお話しする機会にも恵まれました。
社労士になって良かったなあと改めて思いました。

2012年10月から始まった私たち障害年金サポート調布(SSC)の活動は7年目を迎えました。
今年も、毎月の無料相談会では多くの予約をいただき、11月のセミナーも好評でした。
5月には支援学校の出前授業も去年に引き続きお手伝いをしました。
そして、10月には調布市福祉大会で私たち障害年金サポート調布(SSC)は感謝状をいただきました。
SSCの倉本リーダーからは、この年末に、「また来年、再来年、その次の年、そのまた次の年…」と私たちメンバーにメッセージが届けられています。

2019年も地元調布で「障害年金」の正しい知識をお伝えするこの活動を続けていきたいと思います。
どうぞご活用ください。

コラム

平成31年1月度個別相談会

平成31年(2019年)1月度の個別相談会のお知らせです。
障害年金に関することであれば、どんなご相談でも構いません。
障がいをお持ちの方はもちろんのこと、ご家族や支援をされている方などのご相談も承ります。
お気軽にお申込みください。

日時:平成31年1月18日(金)
 1回目 13:30~
 2回目 14:30~
 3回目 15:30~
会場:調布市総合福祉センター4階
内容:1人(組)50分ずつ障害年金のご相談をお伺いします。
相談員:障害年金サポート調布
定員:各回3人(組)
申込:1月11日(金)まで受付
※締切以降も空きがありましたら受付いたします。
※予約の方を優先しますが、空きがありましたら当日も受付けいたします。
(かなりお待ちいただく可能性もありますので、ご予約をお勧めします)
費用:無料

申込&お問い合わせ:
障害者地域活動支援センター ドルチェ
TEL 042-490-6675 月~金 9:00~17:00
FAX 042-444-6606
E-Mail dolce@ccsw.or.jp

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