「ねんきんネット」について

雨にぬれた紫陽花が美しく輝いて見える季節となりました。皆さんお元気でしょうか。障害年金サポート調布の福間です。

今回は、日本年金機構のホームページからアクセスできる「ねんきんネット」についてです。平成23年2月にスタートしたこのシステムは、登録人数が、平成24年7月に100万人、平成25年2月には150万人となったようです。
現在利用できる大まかな内容は次のような項目です。
(1)年金記録の一覧表示
(2)年金見込額の試算
(3)持ち主不明記録の検索
(4)年金定期便・通知書の確認
(5)届出書の作成

私は、このシステムが稼働したときにユーザーIDを申込ましたが、その際は郵便で通知書が送付されるまで約1カ月位かかった記憶があります。現在は年金定期便等に記載されているアクセスキーを入力すると、即座にユーザーIDが発行されるようになっています。
今回このコラムを書くにあったって、何年ぶりにログインしたところ、新たなシステムが使用できるようになっていて驚きました。それは、届出書の作成ができるようになっていたことです。主なものは次の届出書の作成機能です。

・国民年金の免除申請書
・国民年金保険料の追納
・国民年金口座振替、クレジット申込書
・老齢年金の請求書
・未支給年金の請求書(今年7月から使用可能)

これらの機能がどれだけ利用されるかは分かりませんが、年金事務所に行かなくても自分の年金記録が確認できるのは有益であると考えております。是非、一度試してみて頂くことをお勧めいたします。

最後に問題です。
電子版「年金定期便」で国民年金保険料納付済みとなっていた期間は障害年金の保険料納付要件を満たすと考えて良いのでしょうか。
答えは、Noです。年金事務所に問合せをして、納付されている保険料が何時納付されたのかを確認する必要があるからです。
詳しくは、2013年1月9日付けのコラムをご覧ください。

コラム

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