年金保険料の未納・滞納

あけましておめでとうございます!
障害年金サポート調布は、無料相談会やセミナーなど2013年も引き続き地域のために活動してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。

sunrise

多摩川からの初日の出です。ちょっと雲がかかっていましたが、ちょうど、隙間から拝むことができました。気温は低かったですが風がなかったので、思いのほか寒くはなかったですね。
みなさまは、どちらで元旦をお迎えになりましたか?

さて、年末にこんなニュースがありました。覚えていますか?
「国民年金の未納者(1号期間滞納者)が平成22年度末で455万人となり、国民年金の加入者数(1,737万人)に占める割合は26.2%で、実に4分の1の人が保険料を滞納している」と。
これは、厚生労働省が平成24年12月17日に発表した「国民年金被保険者実態調査」の平成23年度調査の数字です。
この数字をみて、ドキッとしませんでしたか?
 国民年金はみんな入らなければいけないもの
 ↓
 それなのに4分の1もの人が滞納している
 ↓
 年金は大丈夫か。

よくよく見れば、これはいわゆる「第1号被保険者」たる被保険者のみが対象の数字で、3,900万人弱の第2号被保険者(厚生年金や共済年金の加入者)や約1,000万人の第3号被保険者(第2号被保険者の被扶養配偶者)は含まれていないことが分かります。
公的年金制度全体の6,826万人(平成22年度末現在、平成23年度末では6,755万人)からみると、この滞納者が占める割合は約6.6%ということになります。

もちろん、455万人という数字は大きいものですし、調査ごとに増えている実態がありますので、背景や理由、原因を探って対策を講じ、滞納者を減らしていかなければいけないのは間違いありません。決して、矮小化するのはいけませんが、ただ、どうしてもマスメディアの表現は、一部分が強調されがちになりますのでご注意くださいね。

 新年早々、かた~い話題になってしまいました。障害年金サポート調布の竹内潤也でした。

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