平成29年度の年金額(改定されます!)
みなさん、こんにちは。
障害年金サポート調布の竹内です。
花粉真っ盛りですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、先日、平成29年度の年金額について厚生労働省から発表されました。
平成29年度の年金額は、平成28年度から0.1%の引き下げになります。
毎年度の年金額の改定は、物価変動率と名目手取り賃金変動率に応じて、法律の規定に基づいて行われます。
つまり、物価の動きと賃金の動きに応じて変わるということです。
今回の改定の指標となった数字は次のとおりです。
・物価変動率 マイナス0.1%
・名目手取り賃金変動率 マイナス1.1%
物価変動率と名目手取り賃金変動率の動きの組み合わせによって、どのように年金額を変えるかも決まっていて、物価変動率、名目手取り変動率がともにマイナスで、名目手取り賃金変動率が物価変動率を下回る場合には、物価変動率によって改定されることとされています。
よって、物価変動率の「マイナス0.1%」が今回の改定に用いられ、年金額が0.1%の引き下げということになりました。
これによって、年金額は次のように変わります。
老齢基礎年金の満額:779,300円←780,100円
障害基礎年金2級:779,300円←780,100円
障害基礎年金1級:974,125円←975,125円
平成29年4月分の年金から変更されますので、通常ですと6月15日に支給される年金額から変わることになります。
日本年金機構から平成29年度の年金額の通知が郵送されますので、確認してみてください。
2017年2月22日