「社会保険」って?

みなさま、こんにちは。
障害年金サポート調布の竹内です。

盛り上がったラグビーワールドカップも終わってしまいましたね。
地元・調布が国際都市のようになったのがとてもうれしかったです。

地域保険と被用者保険(職域保険)

さて、「社会保険」が話題になっています。
社会保険とは、なんでしょうか。
ここのコラムでは、年金の話題が主ですが、年金は社会保険でしょうか。年金のうち、国民年金はどうでしょうか。厚生年金保険はどうでしょうか。
これらは、いずれも、広い意味では「社会保険」です。

社会保険には、広い意味と狭い意味の使い方があり、狭い意味もふたつの使い方があります。

広い意味の社会保険は、被用者保険(職域保険)と地域保険に分類できます。

被用者保険は、会社員などの被用者を対象としており、地域保険はそれ以外の、自営業者や学生、無職の方などの一般地域住民を対象としています。

地域保険は、国民健康保険・後期高齢者医療制度、国民年金、介護保険の3種4保険があります。

これらの地域保険を含めずに、被用者保険のみをもって社会保険というときがあります。
例えば、人材の採用の場面で、募集要項に「社会保険完備」と記載したりするときです。
この時は、地域保険は含んでおりません。

さらに、被用者保険では、労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険の4種がありますが、前の労災保険と雇用保険のふたつを労働保険といい、これに対して健康保険と厚生年金保険のふたつを社会保険ということがあります。
このときの社会保険という言葉が、いちばん狭い意味の使い方になります。

このように社会保険は様々な意味で使われますので、その時々の使い方に気をつけないと、誤解を生んだり、誤った情報となってしまったりしますので、ご注意ください。

<社会保険>
(1)被用者保険(職域保険) ※下記以外に、船員保険や共済組合などもあります。
 ①労働保険(労災保険、雇用保険)
 ②社会保険(健康保険、厚生年金保険)
(2)地域保険
 ①国民健康保険
 ②国民年金
 ③介護保険
 

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