障害年金のよもやま話

こんにちは。『障害年金サポート調布』の土屋寿美代です。

秋の長雨とはよく言ったもので、あんなに暑い毎日が嘘のように涼しく(肌寒く?)雨ばかり続いています。
今年は台風もやたらと多いですね。
10月に入ったばかりで、今度は25号がやってくるそうで…。
こんなに多かった年は記憶にありません。
ゲリラ豪雨も半端ないし、異常気象なのでしょうか…?
あの豪雨、命の危険を感じますので、安全なところで少しおさまるまで雨宿りしたほうがよさそうですね。

さて、今回は「障害年金のよもやま話」をお伝えしたいと思います。
先日、訳あって同行した病院のお医者様に面と向かって「自分は障害年金には反対だ」ということを言われました。
このような言い方をするお医者様がいらっしゃることは事実です。
だからといってその先生が悪いという訳ではなく、先生はどうして障害年金に反対なのか、その理由を伺った上で、では、どうしてこちらは障害年金が必要で請求したいのかをきちんと伝える必要があると思います。
私がその先生のお話を伺ったところ、障害年金なんてもらったら、それに乗ったままよくなろうともせずに、障害年金にすがって生きていくようになってしまうのではないかと危惧されていらっしゃるようでした。
そういう人も中にはいるかもしれません。
先生がおっしゃることもよくわかります。
しかし、今回、同行した患者さんは、一人で生計を立てているため、仕事を減らしたり、休んだりすることも儘ならない状況で、今、苦痛の中で仕事も生活もぎりぎりの状態にありました。
この痛みをどうにかするために、治療やリハビリの時間をもう少し増やして、一刻も早く元気な身体にもどって元通りの普通の生活がしたい。
今は生活することで手一杯だが、障害年金が少しでももらえたら、その分でリハビリ治療などを積極的に受けて、本気で身体を治したい。
このような思いから、ご自分の意志で障害年金を請求してみようと思われたそうです。
先生が心配されているような後ろ向きの考えで障害年金を請求しようと思っている訳ではないこと。
むしろ、まったく逆の発想で、もし障害年金の力を借りることが出来たなら、もう少しじっくり治療に向き合い、早く元気になりたい、障害年金なんかに頼らずに普通に働ける生活に戻りたいという強い希望を持っていることをお伝えしました。
結果的に患者さんの強い希望をご理解いただき、先生は障害年金の診断書を書いてくださることになりました。
反対するには反対するなりの理由があって、やっぱり先生も患者さんのことをとても心配しているものなのです。
今回はお互いの考えをじっくり話す機会を作っていただけたので、よい結果に結びついてホッとしています。
もちろん、先生に診断書を書いていただいたからといって、障害年金が必ず支給される訳ではありませんが、請求したいという思いを実行することが出来そうです。

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