アルツハイマー病と障害年金

こんにちは。『障害年金サポート調布』の土屋寿美代です。
先週、関東でも梅雨明けし、いよいよ夏本番ですね。今年の夏も暑そうです。皆様、くれぐれも熱中症などにはご注意くださいね。

さて、今回は「アルツハイマー病」について書きたいと思います。「アルツハイマー病」という言葉自体は有名ですが、一体どのような病気なのでしょうか?

「アルツハイマー病」は記憶や思考能力、行動能力に問題を起こす脳の病気です。高齢による認知症の一般的な原因のひとつであるとも言われています。数十年前であれば、当時は痴呆症と言われ、年をとったらそうなってしまうのは仕方ないと思われていたものが、時代の流れと共にそれは明らかな病気のひとつであることが判りました。
病気であれば、当然障害年金の対象となることもあります。特に私が思うのが、65歳前に発症するアルツハイマー病(若年性アルツハイマー病)の場合です。働き盛りにこのような病気になってしまったとしたら、働くことも儘ならず、老齢年金を受給する年齢にもならず、日常生活を送る上で様々な支障が出てくることも想定出来ます。
「アルツハイマー病」はおかしな言動が増えることで、周囲から気づき始めることが多く、本人には自覚があまりないため、病院に行くまでに時間がかかることも多いと言われています。発症はだいぶ以前であろうと思われても、実際に病院を訪れたその日が初診日となりますのでご注意いただきたいと思います。
主な症状である記憶障害では、新しいことが覚えにくくなったり、散歩に出かけて帰り道を忘れてしまったりということもあるようです。言葉も出にくくなるとイライラして精神的なバランスを崩してしまう例も珍しくありません。外見上は健康でなんの問題もないように見えても実は一人にはしておけないという状況ともなれば、日常生活はもとより、今までのように会社で働くということも難しくなってくるでしょう。障害年金はそのような状況の人々を助けるためにある年金制度です。頭の片隅に覚えておいていただけたらと思います。

障害年金サポート調布の障害年金個別相談会、8月は20日(水)となっております。たくさんの方のご予約をお待ちしております。
お問い合わせ  障害者地域活動支援センタードルチェ:tel 042-490-6675

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