国民年金納付率
梅雨真っただ中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
障害年金サポート調布の竹内です。
さて、毎年、厚生労働省より「国民年金保険料の納付率」が発表されます。
今年の発表の数字は「76.3%」でした。
これを見て、どんなイメージをお持ちになりますか。
4人に1人は年金の保険料を支払っていない、というように見えますね。
ここでのポイントは、
・あくまでも国民年金第1号被保険者で納付すべきものあるうちの納付した分
にすぎないということです。
厚生年金被保険者は当然支払っている者としてこれに含まれていませんし、国民年金第3被保険者は保険料の納付義務自体がないのでこれも含まれていません。
納付義務のある国民年金第1号被保険者のみが対象です。
さらに、過去2年分まで遡って納付することができることから、「納付された月数÷納付すべき月数」で算出されており、「人数」ではありません。
公的年金全体からみれば、
・対象者 6,768万人
・未納者 134万人(未加入者含む)
ということで、未納者の割合はかなり少ないことが分かります。
興味がおありであれば、厚生労働省が発表した
https://www.mhlw.go.jp/content/12512000/000644422.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12512000/000644212.pdf
をご覧ください。
2020年7月8日