年金の受け取りが可能な金融機関について
こんにちは、『障害年金サポート調布』の服部純奈です。
調布市の話題で恐縮ですが、今年は4年ぶりに「調布花火」が開催されることになりました。今月8日から新型コロナが5類へと引き下げられ、コロナ禍前の日常が少しずつ戻ってきましたね。市内では、このタイミングでインフルエンザが猛威をふるっているようですので、引き続き体調管理にはご留意ください。
さて、本日は年金の受け取りが可能が金融機関についてのご案内です。
【年金の受け取りができる金融機関】
実は年金の受け取りは、金融機関であればどこでもOKというわけではありません。
以下が、受け取り可能が金融機関となります。(※令和4年8月時点の情報)
インターネット専業銀行については、下の①~⑨に限られていることも注意が必要です。
(1)ゆうちょ銀行
(2)都市銀行、地方銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合および労働金庫
(3)農協および漁業 ※ただし、一部振込ができないところがあります
(4)以下の9つのインターネット専業銀行
①ソニー銀行
②楽天銀行
③住信SBIネット銀行
④イオン銀行
⑤PayPay銀行 ※旧「ジャパンネット銀行」
⑥GMOあおぞらネット銀行
⑦auじぶん銀行
⑧UI銀行
⑨みんなの銀行
【口座の種類について】
ちなみに、上記の金融機関であっても「貯蓄口座」は年金の受け取りができませんので、「普通預金」または「当座預金」の口座を指定してください。
【口座の確認について】
年金の請求手続き時に、口座の確認も行われます。
確認方法は、以下のいずれかとなります。
(1)金融機関の窓口で証明印をいただく
(2)通帳またはキャッシュカードのコピー(金融機関名、支店名、名義人のフリガナ、預金種別、口座番号が載ったもの)
(3)公金受取口座を指定する(←この場合は、(1)(2)のような証明印や通帳のコピー等は不要です)
ちなみに、(3)の「公金受取口座」とは、マイナポータルにてデジタル庁に公金を受け取る口座を登録します。マイナンバーカードと公金受取口座を紐づけることでマイナポイントがもらえるキャンペーンで、登録されたという方も多いのではないでしょうか。
また、インターネット専業銀行や、都市銀行においても、最近は通帳がないことが多くなってきました。その場合は、キャッシュカードはお持ちかと思いますので、キャッシュカードのコピー等を添付してください。
金融機関の口座一つにしても、最近は選択肢が色々ありますが、特にインターネット専業銀行の中には、受取口座に指定できないところもございますので、あらかじめご確認されることをおすすめします。
2023年5月31日