社会保険労務士の仕事 ~悩みの交通整理も行います~
障害年金サポート調布の深澤理香です。
北国からは、紅葉を残したまま記録的な積雪のニュースが届いています。東京も急に寒くなり、体調を崩しやすい季節です。年末の忘年会シーズンに向けて、自分も含めた家族の健康管理が大事!と思っています。
今回は、「社会保険労務士の仕事」についてです。今年の2月に「社会保険労務士とは?」というテーマのコラムがありました。私たちは、「社会保険労務士さんって、何をしているの?何をしてくれるの?」という質問を受けることがよくあります。そこで、多岐にわたる社会保険労務士(社労士)の業務の一部をご紹介したいと思います。
社労士は、労務管理と年金の専門家です。企業の顧問社労士としては、入社から退職までに必要となる手続きや職場トラブルに関する相談を行います。
一方、年金相談の業務は、行政の窓口において、または個人のお客様に対して行うものです。これらの中には、子どもが生まれたときの手続きや、けがや病気で働くことができないときの相談、老齢や障害、遺族などの年金相談や手続きなども含まれます。社労士は、企業の経営者や労働者だけでなく、その家族も含めてまさに「ゆりかごから墓場まで」、「ヒト」の一生を支える国家資格者として活動しています。
<社労士の主な仕事とは?>
(1)人事労務管理のコンサルティング:
職場のトラブルを未然に防止し、みなさんが活き活きと働く職場環境を作るお手伝いをします。具体的には、就業規則の作成・見直し、労働時間や賃金の設計などを行います。
(2)年金相談:
将来もらえる年金の種類や見込額、手続き方法について相談を受けます。特に複雑な障害年金や外国の年金等の請求手続きは、ひとりで頑張るより専門家を活用した方が結果的に近道だと思います。
(3)労働社会保険手続きの代理・代行
労働保険(労災保険や雇用保険など)、社会保険(厚生年金や健康保険など)の会社で必要な手続についてお手伝いします。
実際、当初は厚生年金の相談だったのに、話していく中で労災保険や健康保険の給付についてアドバイスをもらった・・・職場トラブルの相談だったのに、障害年金がもらえるようになった・・・、ということはよくあります。私たち社労士は、相談者の悩みについて、その交通整理・優先順位付けなどを一緒にさせていただきます。「こんなこと聞いていいのかな?」なんて思わずにご相談ください。
まずは、お気軽に相談会へどうぞ。
2013年11月14日