出前授業

皆さんこんにちは。障害年金サポート調布(SSC)の深澤です。
秋らしい気候になりましたね。私の住んでいる地域では、9~11月に運動会やお祭りなど毎週末何かしらのイベントが開催(予定)されています。地域の練り歩きや豚汁作りなど、私もいろいろ秋の行事に参加して楽しんでいます。調布は東京でありながら伝統的な行事が残っていていいなぁって思います。

さて、本日は出前授業について書きたいと思います。以前(2014年12月10日)にも、その内容についてお伝えしましたが、最近市内の小学校で支援学校の出前授業があり、その授業を受けた子供たちの感想が素晴らしかったので、またこのテーマを取り上げることにしました。

2学期に入って少し経った頃、小学校に肢体不自由教育部門と知的障害教育部門をそなえる学校から先生と生徒さんが来て、小学校1年生対象に出前授業が行われました。体育館でスライドをみながらすすめられたそうです。
私は、小学1年生に出前授業?早いのでは?と思ったのですが、その感想を聞いて、早すぎることはない!やっぱり出前授業は小学生から!って確信しました。

<感想の一例>
◆「歩くのが苦手だからマシン(車いす)に乗っている。すっげーかっこよかった。」
◆「寝ながら乗れる車いすもあるんだよ。すごくない?」
◆「ごあいさつの声を手伝う機械もあるんだって。赤いボタンを押すと「おはよう」って言ったり、青いボタンを押すと「ありがとう」って言ったり・・・便利じゃない?」
◆「工作が得意で、すごいのいっぱい作ってた・・・!」  等々

明るく話してくれた子供たちの感想はどれもいい話ばかりで、ネガティブな意見は皆無でした。そして、小学校1年生なりに、世の中にはいろんな人がいることや、お互い助け合うことが大事なんだ・・・と学んだようです。

私たちも、小学校で高学年対象に「支え合う社会のしくみ」というテーマで健康保険をはじめとする社会保険制度の紹介や支え合って成り立っている社会の仕組みを年金など例にして授業することがあります。小学生は素直で、自分たちなりにしっかり理解してくれます。感想文はとても可愛くって、読むたびに笑顔になってしまいます。

もちろん、中学校・高校・専門学校・大学においても、出前授業を行います。年齢が上がるにしたがいテーマも時事的になり、労働法や働く上でのルールなど社会人になる前に知っておいてほしい内容となっていきます。さまざまな連携を強化して、子供たちが普段の教科学習とは異なる領域にふれることで、これからの社会を担う彼らの将来が一層豊かなものになるように願い、私たちも活動を進めていきたいと思います。

また、最近は、支援学校からもお声掛けをいただいて、学校訪問や出前授業をする機会が増えてきています。支援学校では、学生さんだけでなく、保護者の皆さん向けにも、障害年金や障害者雇用についての講義を行います。授業の内容については、事前にお打合せを行い、なるべく学校やPTAのみなさまからのリクエストに応えるように組み立てます。

ぜひ、出前授業においても、私たち障害年金サポート調布(SSC)のメンバーをご活用ください。

コラム

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