『社会保険適用拡大・加入のメリットについて』

新年あけましておめでとうございます。『障害年金サポート調布』の土屋寿美代です。
3年ぶりに行動制限のない年末年始。久しぶりの再会が全国各地でたくさんあったことでしょう。

さて、法改正により社会保険の適用拡大が進んでいることは、ご存知でしょうか?昨年10月から従業員数101人以上の企業、2024年10月からは従業員数51人以上の企業を対象に、以下の4つの条件をすべて満たす方が、新たな社会保険加入対象者となります。
① 週の所定労働時間が20時間以上
② 月額賃金が8.8万円以上
③ 2ヶ月を超える雇用の見込みがある
④ 学生でない
今まで扶養に入っていた方は、これから厚生年金に入るかどうか迷ってしまう方も多いと思います。目の前のことだけ見れば、今まで支払っていなかった厚生年金保険料と健康保険料を会社と折半とはいえ給与から天引きされるのですから、今までと同じ程度働いていても、実入りが減ってしまうという現実が重くのしかかってきます。
しかし、メリットもあります。扶養から外れて厚生年金に加入すると、老齢基礎年金だけでなく、老齢厚生年金(報酬比例部分)も増えることになります。(扶養に入っている時は老齢基礎年金のみが増えます。)また、病気や怪我で障害が残った場合などに受給できる可能性がある障害年金については、障害基礎年金が障害等級1級・2級で対象になるのに対し、障害厚生年金は2級より軽い3級の障害でも受給できることになり、万が一のときの備えになります。健康保険では、傷病手当金もありますので、より安心でしょう。

障害年金サポート調布では、毎月、予約制の障害年金個別相談会(無料)を実施しております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、相談会開催を見合わせる場合もございます。詳細は、以下の電話番号にお願い致します。
お問い合わせ  障害者地域活動支援センタードルチェ:tel 042-490-6675

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