がん患者さんへの就労支援について

こんにちは、障害年金サポート調布SSCの深澤です。
私たち調布市で活動する社会保険労務士は、調布市役所における相談員もつとめています。毎月第2木曜日です。
仕事のことや労働社会保険について、何かお悩みがありましたら、市役所に予約をした上でご活動ください。
この市民相談で障害年金の相談をした方が、障害年金サポート調布SSCの相談会にもおみえになったりします。市民相談は30分ですが、私たち障害年金サポート調布SSCの相談会では60分の枠でゆっくりお話をおききします。

今回は、がん就労支援についてお伝えしたいと思います。
今や2人に1人ががんになる時代、と言われています。特に、働き盛りの30代から50代の罹患率が高くなってきていいます。
がんと診断されたからといって、会社に迷惑をかける・・・とすぐに退職しないで、できれば仕事を続けながら治療してほしいという願いのもと、相談者と医療者と社労士の連携で「仕事と治療の両立支援」を行っています。
昨年末12月9日にがん対策基本法が改正されました。国も、会社に対して従業員ががんになったからといって辞めさせないようにという努力義務の規定を新設しました。それだけ、働き盛りの労働者のがん患者が多いということです。
実際、私も仲間の社労士と武蔵野赤十字病院にあるがん相談支援センターでがん就労支援の相談員をつとめていますが、利用できる社会保険の制度はないか?会社の就業規則はどうなっているか?等々、毎回さまざまな相談が寄せられます。最近は、障害年金の相談がとても多くなってきました。

この度、私たち障害年金サポート調布SSCに相談におみえになる方が多く通院されている国領の慈恵医大第三病院でも、毎月第3土曜日に「社会保険労務士による就労相談」が新設されることになりました。
皆さんの中に、このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
・自分の会社にどんな支援制度があるのか?
・がんだということを会社にどのように伝えたらよいか?
・治療するために休職するには、どうすればよいの?
・がんでも障害年金って受給できるの?
・支えている家族も使える制度ってあるの? 等々
現在、慈恵医大第三病院に通っていなくても地元の方なら相談を受けることになっています。お問合せ先は、慈恵医大第三病院がん相談支援センター03-3480-1151です。

もし、他で相談をして障害年金のことをもっと詳しくききたい!相談したい!となりましたら、私たち障害年金サポート調布SSCの相談会をご活用ください。いろいろな話をきいて、納得して前に進んでいくことが大事だと思います。

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