障害者雇用過去最多を更新

こんにちは。『障害年金サポート調布』の服部純奈です。
2月ですが、気温が20度を超す日も出てきて河津桜も咲き、「春の訪れ」を少し実感できる瞬間がありますね。花粉症の方にとってはお辛い時期かと思いますが、何となく春になるとウキウキする気分になります。

さて、本日は障害者雇用率が過去最多を更新したとの発表がございましたので、取り上げたいと思います。

先日、厚生労働省は、昨年6月1日時点の
 民間企業で働く障害者が57万8,292人(前年比3.2%増)
17年連続で過去最多となったと発表しました。
従業員に占める雇用率も2.15%(前年比0.04ポイント増)で過去最高を更新したとのことです。

障害種別で見ると、
 身体障害者の雇用数 356,069人 対前年増加率は0.5%
 精神障害者の雇用数 88,016人 対前年増加率は12.7%
となっており、ここ数年は 精神障害者急増、身体障害者横ばいの傾向 が見られるようです。

これは、精神疾患そのものが増加していることに起因するか、または精神障害に対する企業の理解が進んでいるか、のいずれかかと思います。
以前ご紹介した、就労パスポートのような取り組みも進められております。

来年以降も、就労を希望される障害をお持ちの方が、企業において戦力となって活躍できるような社会になることを願っております。

なお、新型コロナウィルスが雇用情勢にも影響を及ぼしていますが、今回の統計は2020年6月時点での情報となるため、その影響が統計に表れるのは来年の調査になるかと思います。引き続き注目してみたいと思います。

コラム

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