糖尿病と障害年金
こんにちは。『障害年金サポート調布』の土屋寿美代です。
日中はまだ暑いですが、朝晩は涼しい日が多くなりました。もう秋ですね。夏が大好きな自分としては、少々名残惜しいところです。
さて、今回は「糖尿病」について書きたいと思います。
「糖尿病」とは、一言でいうと血糖値が高くなる病気です。どのくらいの患者さんがいるかご存知ですか?糖尿病予備軍(糖尿病が強く疑われる人)まで含めると、なんと全国に2,000万人いると言われています。この数字にはびっくりしますよね。
血糖値は血液検査でわかるので、数値の異常に気づくことは割りと簡単に出来ます。しかし、糖尿病は痛みが出るなどの自覚症状がないため、数値の異常に気づいても、治療となるとなかなか踏み出せない人が多いものと思われます。初期治療をきちんと行えば、そう簡単に悪化することは考えにくい病気だといわれていますが、このような理由から放置している人も多くいるようです。
糖尿病で怖いのは、なんといっても「合併症」です。糖尿病がもとで、様々な病気を引き起こすのです。三大合併症といって、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害が挙げられます。糖尿病を放置しておくことで、失明したり、人工透析が必要となったり、手足が壊死したり、とても考えたくないようなことが起こる可能性が出てくるのです。
そんなことになれば、就労はおろか日常生活も儘なりません。このような状況の方は、要件がそろえば障害年金を受給出来る可能性はあります。もちろん、私たちも受給のためのお手伝いをすることも出来ます。しかし、そうなる前に糖尿病の怖さを知り、早期治療や生活習慣の改善など、ご自身やご家族が健康であることの大切さを一番に考えていただきたいものです。
障害年金サポート調布では、毎月、障害年金個別相談会(無料)を実施しております。10月は障害年金セミナーもあります!たくさんの方のご来場をお待ちしております。
お問い合わせ 障害者地域活動支援センタードルチェ:tel 042-490-6675
2014年9月17日