市内の小学校で出前授業を行いました。

皆さんこんにちは。障害年金サポート調布(SSC)の深澤です。オミクロンはこれまでの変異ウイルスよりも重症化率が低いと言われていますが、年明けから身近での感染が拡がってきているので、日々どのように過ごすべきか悩みます。我が家では、改めて「新しい生活様式」について、話し合い、実践する項目を増やしました。顧問先でもスタッフの感染により事業の運営が厳しくなったところが出てきています。毎日できる限りの用心をしながら一日も早く収束してくれるようにと祈るばかりです。
今回は、まん延防止等重点措置が実施される前に、地元の調布市立小学校で行った出前授業について、ご報告したいと思います。調布は東京でありながら小中学校に伝統的な行事が残っているのが素晴らしい!と思っていますが、最近はその行事が中止ばかりで気の毒です。今回、SSCのメンバーの先生方(一部)とご一緒させていただいた出前授業は、その小学校で開催できる数少ない今年度の行事として、とても楽しみに待っていてくださいました。
出前授業のテーマは、「これから大人になる君たちへ~支え合う社会のしくみって~」です。寸劇やクイズを交えながら働くことや社会保障制度(社会保険給付)などを学び、日本の社会保障制度はとても素晴らしいもので海外の人たちも見習いたいなって思うほど・・・だから、みんなで守っていきましょう!ということまで理解してもらうのが目的です。
授業後のアンケートでは、
・年金が3種類(老齢・障害・遺族)あったので、どんな時にどんな年金が出るのか考えるのが難しかったけど、面白かった。
・年金を守るために大人になったら年金をはらいます!
・年金の相談は、ハローワーク以外、市役所や年金事務所やいろんなところで相談できるということに驚いた。
・日本の年金はすごいと思います。
・おじいちゃんが働かないのに生活している意味が分かった。
・困った時は相談に行くことが大事。
などといった小学生らしい率直な感想が寄せられました。小学生にも私たちの願いや思いがきちんと伝わっているのだなと嬉しく思ったところです。
偶然ですが、今週はさまざまな会社で働く労働者向けに社会保険の給付や労務管理についてお伝えする機会がありました。その時に「こういうことを今までの人生で教えてもらうことが無かった。」や「義務教育で取り上げてほしい。」、「複雑な年金のことをもっと知りたい。」といったご意見をいただきました。私たちが行う小学校での出前授業はほんの種まきにすぎませんが、大人にこのように言っていただくことで、小学生に伝える重要性を再認識し、社労士として社会貢献活動ができているのかもと思いました。最近は社労士とSDGsのかかわりも考えるようになっています。
私たちは、毎月調布市社会福祉協議会のドルチェさんで、無料相談会を開催し、市民の皆様に複雑で分かりにくい年金制度についてご説明しています。このことも社会保障制度を持続可能なものとするSDGsの活動ではないかと考えるようになりました。
年金の制度はとても複雑ですよね。ぜひ、私たち障害年金サポート調布の無料相談会をご活用ください。お待ちしております。

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