障害年金の更新について
こんにちは。『障害年金サポート調布』の土屋寿美代です。
最近、人と会ったときの挨拶が、「暑いですね~」という言葉しか出てきません。
ご存知のとおり猛暑日が続いている東京(いや、全国的にですね)ですが、自分が経験した夏で最も暑い夏かもしれません。
室内にいても熱中症の危険はあるそうです。
こまめに水分補給をし、体調には十分気をつけてお過ごしください。
さて、今回は「障害年金の更新について」お伝えしたいと思います。
障害年金は年金の中でも特に請求方法が複雑で難しいとよく言われています。
仮にそんな苦労を乗り越えてやっとの思いで受給が決定したとしても、永遠に安泰で受給できる訳ではありません。
障害年金には、有期認定と永久認定があります。
文字通りですが、症状が固定している場合は次回の障害状態を確認する必要もなく「永久認定」とされます。
しかし、多くの場合は、有期認定で、次回はもう一度障害の程度を確認した上での更新となります。
障害のケースにより、この期間は1~5年という設定になっています。
更新時には日本年金機構から「障害状態確認届(診断書)」が送られてきます。
障害年金を引き続き受給するためには、提出月の末日までに、この届け出をしなければなりません(20歳前傷病による障害基礎年金の受給権者は、毎年7月31日までに住所地の市区町村に提出することになっています)。
提出までのスケジュールが割と短いので、届いたらすぐに医師に診断書の作成を依頼をしましょう。
提出が遅れると、当然のことですが、一時的に年金がストップしてしまいますので、ご注意ください。
一方、医師に作成していただいた診断書ですが、受け取ったら必ず内容を確認してください。
その診断書の内容で現在の障害の程度を診査されますので、状態が正確に反映されていないと、障害の程度が軽くなったと判定されてしまうこともあるからです。
軽くなったと判断されれば、当然等級が下がったり、支給停止になる可能性もあります。
提出までの時間がないとはいえ、とりあえず提出期限に間に合えばいいという考えは危険です。
自分の障害の状態がきちんと診断書に反映されていることが一番重要なので、医師とのコミュニケーションは大切に連携をとって更新に臨みましょう。
障害年金サポート調布では、毎月、予約制の障害年金個別相談会(無料)を実施しております。
ご予約は以下の電話番号にお願い致します。
お問い合わせ 障害者地域活動支援センタードルチェ:tel 042-490-6675
2018年8月15日