社会保障審議会

みなさん、こんにちは。障害年金サポート調布の竹内です。

いよいよ、令和元年もあと1週間ですね。
来年は、オリンピック・パラリンピック、わがまち調布でも開催されるので、とても楽しみですね。

さて、秋以降最近にかけて、年金に絡む制度改正のニュースが続いています。
パートさんが厚生年金保険の被保険者となる範囲を広げようという適用拡大の話題や、働きながら(厚生年金保険の被保険者でありながら)老齢厚生年金を受給する場合に年金額がカットされる制度(在職老齢年金制度)の話題がよく取り上げられています。
特に、後者の在職老齢年金制度については、働く意欲を阻害するからなるべく年金額がカットされない方法へ、という報道がされたかと思うと、しばらくしたら、年金額がカットされない方向への改正は高所得者を優遇するものであって適切でないと、改正はとりやめ、というようにいったりきたりしています。
さて、この話はどこで進んでいる話でしょうか。

法改正につながるもので、国会で議論されているように思われますが、実は、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の年金部会で話し合われているものです。
議論の内容は公開されており、報道もこれをもとにされていることも多くあります。
この審議会で話し合われた内容が厚生労働大臣に答申され、政府提出の法案の基になっていき、法案が提出されると、国会での議論となります。

審議会の議論で、ある程度の方向性が見えてきますし、議事録は、発言をそのまま記録していて侃々諤々なやりとりを見ることができます。
どのような立場の人がどのような発言をしているかなど、興味がおありの方はぜひ、資料や議事録をご覧になってみてください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126721.html

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